技術いらず・・ではなく身軽さ

僕は、技術が必要という事が結構好きです。
技術というのは、自分の最高の資産だと思っております。
・・かといって、自ら苦労を買うタイプでもないですけどね(^^;



↑僕がコーヒーを淹れる時にほぼ毎日使っているネル式コーヒー落としです。
手に持ってやるので、容器を選びません(僕の場合は、ネル側を動かすのである程度表面積の大きい器が必要ではありますけどね。)



↑ネルフィルターは、カミさんの手製ですが、それを支えるものは、ステンレスの針金を曲げただけの輪っかです。
材料さえあれば、誰にでも製作可能です。



↑容器は、コーヒー用でもなんでもない大型のボウルです。
金属よりガラスや琺瑯などが良いと思いますが、基本的にいつも決まった量さえ判断できれば、何でも良いです。



↑たまに低温抽出もやりますが、基本的にお湯は沸騰して少し置いた程度の非常に高温の湯を使います。
高い湯温で上手く出せるやり方をずっと模索しています。

ネル式は猥雑とも言われますが、粉を捨ててネルを洗って冷凍庫に淹れてしまえばそれで終わりです。
輪っかはステンなのでさっと洗ってフックにでもかけておけばそれで終わり。
手で持ってやるので、ドリッパーに合うサーバーじゃなきゃ・・なんて事も全くありません。

マシンやごついドリッパーやフレンチプレスなど他にも色々ありますが、どれもこれも後処理が面倒です。
プラや陶器のドリッパーなどは、リブ(内側の突起)が汚れやすく、かなりきれいに洗わないと汚れます。
ネルドリップは、確かにある程度の技術は必要です・・が、1週間毎日淹れていれば、ある程度のコーヒー
は淹れられる様になります。

僕は、多少技術が必要だったり不便であっても、身軽な道具が好きです。
道具は安価で保管場所も取らないし最も美味しい・・ネル式は、僕にとって味以外の部分でも理想形です。



↑ネル式のコーヒーは少し厚みがあって飲んだ気になります(笑)