コーヒーの苦みにも色々

久々にコーヒーについてちょっとうんちくなど・・。
コーヒーの苦みにも色々あります。


うちのブレンドの一つであるビターブレンドです。


豆はこんな感じで・・中煎りのマンデリンをベースとしたブレンドです。


こちらは深煎りのコロンビアです。
うちではフレンチローストと思っていますが、店によってはもう1段階浅いフルシティローストととらえるかもしれません。

マンデリンは、うちのコロンビアくらいの浅い中煎り程度だと全然苦みはないんですが、そこから少々深い中煎りにすると、とたんに土っぽく後味の強い苦みが出ます。
深煎りのコロンビアは、苦いんですけど「ほとんど苦みだけ」のようなさっぱり感があって後味は弱いです。
(ちなみにマンデリンを深煎りにすると、土っぽい苦みは消えて、他の豆の深煎り同様に焦げたようなさっぱりした苦みが強くなります)

うちのコーヒーを御利用頂いている御客様のご希望に、「酸味の強くないもの」というのが多いです。
ビター系ブレンドは、やや深煎りの豆をメインにして作る場合が多い傾向が見られます(ヨーロピアンブレンド系など)
ただ、深煎り豆は厚さやコクが出にくいのが欠点で、焦げっぽくあっさりとした苦みを求められる方には最適です。
マンデリンという豆は、苦みを出しつつもコクもあるなんとも不思議な豆で、我がも焙煎に関しては試行錯誤中です。

マンデリンの苦みは独特の香りがあるので好き嫌いは分かれると思いますが、苦いコーヒーが好きな方は、宜しければ一度お試し下さい。