まとめ出しに最適な松屋式

喫茶店でコーヒーを提供している場合、あらかじめまとめてコーヒーを淹れておいて、お客さんに出す時に再加熱するという場合があると思います。
この場合、コーヒーに求められるのは「時間経過に対する劣化の遅さ」です。


松屋式ドリップで10杯分(1200cc)を一回に出しているところです。


やり方は普通の松屋式と同様、3分蒸らして落とします。

松屋式ドリップの特徴として、味がクリアでコーヒーの劣化がかなり遅い事が挙げられます。
つまり、まとめだし式のお店にとって、この淹れ方は実に理にかなっていると言えます。

実際うちも、家庭ではまとめだしをして各々が再加熱して飲んでいます。
確かに淹れ立てに比べると再加熱により若干香りは飛びますが、最小限で防げます。

一回ずつ淹れるのがどうしても大変という店も多いと思いますので、そういうお店にこの淹れ方をお伝えできればいいなと思う今日この頃です。